10/09/2026
自ら考えて動いてきた経験は、責任が重い職場でこそ活かされる。
「30代での転職なので、少し不安があります」
そんな話をしてくれた方がいました。
福山市内に住む、30代前半の男性です。これまでは製造業で、現場のマネジメントをはじめ、仕入れや在庫管理、顧客との調整、営業など、いろいろな仕事を経験されてきました。
転職を考えた理由は、「大きな事業の一部分ではなく、もっと全体を見ながら仕事をしてみたい」という想い。
お話を聞いていくと、これまでやってきた仕事そのもの以上に、仕事に対する行動の仕方がいいなと思いました。
それは、前職で新規開拓の仕事を任せられた際、特に前例や具体的な指示があったわけではなかったそうです。彼は、エリアを絞り込み、業種を絞り込み、自社とのつながりにメリットがありそうな企業を自分でリストアップし、自分でアポイントを取り、自ら商談へ進んだそうです。
会社の看板を背負って話ができる可能性がありますし、前提となる自社業を理解できていたからこそだと思います。その経験は別のお仕事でも活きていました。新しい部署からの引き継ぎが思いの外短かったようですが、その穴を埋めるために四方八方へ確認し、2ヶ月目には順応しているエピソードも光ります。
こういう経験は、対人スキルは教えてすぐできるものではないので、自分で考えて自分で動く、その考える中に彼なりの着地点をイメージできているからだと思いました。
幼い頃からの話から今に至るまでを話しながらご自身で整理されていきましたが、
本人は「ものづくりの業界が好き」と話していました。
もちろん、その経験を活かして製造業で次の仕事を探すのも、一つの道です。
でも、これだけいろいろな立場で仕事を経験してきたのなら、業界を限定しすぎなくてもいいのかもしれない。
そんな話もしました。
転職は、これまでの「業界」や「職種」から次の仕事を探してしまいがちです。
でも会社が求めているのは、経験そのものだけではありません。
人の話を理解する力。
周りと調整する力。
考えて、判断して、動く力。
これまで仕事をしてきた中で身についたものを一つずつ見ていくと、自分が思っている以上に、次の選択肢が広がることがあります。
ニューストーリーでは、
「この求人がおすすめです」と紹介する前に、
まず、その人の話を聞くことを大切にしています。
まだ何がしたいのか、はっきり決まっていなくても大丈夫です。
「今までの経験って、ほかでも通用するのかな」
「福山には、自分に合う仕事があるのかな」
「30代から違う仕事に挑戦してもいいのかな」
そんな段階からでも、話しに来てください。
これまでを一緒に振り返ることで、次に進める道が見えてくるかもしれません。
新しい物語が、長く続きますように。
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